ハワイ不動産売買 – 名義調査というステップ
By: Evan | 2012年11月27日
こんにちは! ハワイ不動産購入のお手伝いをしているハワイ州公認不動産取引士のエバンです。
夕焼けとても奇麗だったホノルルです。
さて、不動産を売買するにあたって「タイトルサーチ」(名義調査)という重要なステップがあります。
日本でも宅建主任者等が謄本を取り寄せて名義人、抵当権などの有無を確認しますよね?
ここアメリカではもう少し大掛かりな作業で、タイトルサーチ会社という専門業者に外注する作業(もちろん料金発生)なんです。
名義調査会社は:
するなどの業務を担います。
面白いのはこのレポート、日本の謄本ほど絶対的なものではないようです。
なぜなら、名義に保険をかけるからです。
いくら名義調査報告書が「きれい」でも万が一第三者などが所有権を主張してきた場合のための処置のようです。
さすが保険社会のアメリカですよね、なんでも保険です。
データベース化された取引(1980年代以降)はある程度情報の信頼性があるようで名義の暫定レポートもすぐでる様です。
逆にハワイ先住民が代々所有してきた土地で、ハワイ語で書かれた古い書類しかない場合はタイトル調査会社の専門スタッフが様々な文献をしらみつぶしにあたって調査するという極めてアナログな作業も残っている様です。
紙ベース時代の名義記録書です。
このタイトル調査会社の一つ、「Title Guarantee」という会社は彼ら曰く「カマアイナ」(本土から来たのではなく地元の会社。)で初めてデータベース化して役所とオンラインでつないだ会社だそうです。
日々更新されるあらゆる情報(所有者、土地区画など)をデイリーに更新しているそうです。
それでもまだ完全にデータベース化は出来ていないようで、
紙ベースやマイクロフィッシュ(懐かしい!!)を参照して調査する事が時々あるそうです。
お国がちがうと色々違うのは面白いですよね。
マハロ
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エバン