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ハワイで大家:火災の痛々しい傷跡残るマルコポーロ

ハワイコンド火災事故 スプリンクラー設置コストと新法案の内容

By: Evan | 2018年5月2日

昨年火災事故により4名が亡くなったワイキキからすぐ北側に位置する築古コンド、マルコポーロ。

 

 

このブログでもレポートしました。

 

 

スプリンクラー義務付けによる一時金徴収:ワイキキの対象コンド一覧

 

 

パシフィックビジネスニュースによると今回被害額$100Mの35階建てコンドにスプリンクラーを新規設置するコストは

 

 

約$5M(約5億5千万円@今日のレート)だそうです。

 

 

全568戸と一階の4商業施設で割ると1戸あたり約$8,800の負担になります。

 

 

この1971年築の建物は今回修繕積立金から拠出するそうです。

 

 

つまり負担金は発生しないということですね。

 

 

これはハワイにコンドを購入検討されている方にもある程度安心材料ではないでしょうか?

 

 

ハワイのコンドミニアムですが、1974年以前の建物でホテル用途でないコンドミニアムはスプリンクラーの設置義務付けはありませんでした。

 

 

去年7月に35階建てのこの建物で一室から出た火災が延焼し大事故に至りました。

 

 

この建物でも何度かスプリンクラー設置が議論されましたがコストの面で断念した経緯があるそうです。

 

 

ホノルル市も法改正を急いでおり、可決されれば以下のような内容になりそうだとのことです。1974年以前のハワイコンドのオーナーは注視しておいたほうがよろしいかと思います。

 

 

 

 

元記事です:https://www.bizjournals.com/pacific/news/2018/05/01/marco-polo-firesprinkler-retrofit-to-cost-5m.html?ana=e_du_prem&s=article_du&ed=2018-05-01&u=B0ME7A5QGMt4AVRSiY62Qw0a132035&t=1525278316&j=81342531