こんにちは! ハワイ不動産購入のお手伝いをしているハワイ州公認不動産取引士のエバンです。
———————————- お知らせ ————————————–
- 2月1日にラジオ ニッポン放送(AM1242,20:30〜20:50)「Discovery Flight」に出演決定!良かったら聞いて下さい。
- 次回の個別相談会は2月6日から12日まで東京、表参道にて受付中です。メールにてお申し込み下さい。
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今日は仕事の前にアラモアナ公園で2キロ泳ぎました。
久々のスイムだったのでやっとこさです。
さて、最近ショートセールの物件を何件か対応しました。
ショートセールって馴染みのないフレーズですよね?
それもそのはず、日本にはない取引です。
ショートセールとは、ローンの支払いが滞ってしまっている債権者が
不動産業者や弁護士を通じて
差し押さえ前に債務者である銀行に
「担保物件を売却し、代金を全て弁済にあてるので残りの債務はチャラにしてほしい」
という無理なお願いをする事です。
日本の銀行に持ちかけたらきっと担当者はキョトンとします。
米国の銀行も差し押さえ後は競売で処分するよりかは幾分多く取り返せるし、
なにより損切りで資金回収を優先するために
合理的な判断として応じるようです。
合理的ですよねー、本当に。
でもこのショートセール、いくつかのハードルがあります。
主立ったったものとして
- 売却額ならびにショートセール可否は債務者の判断が必要でこれに60ー90日、時には半年以上かかるケースもある。
- 購入者側も、ローンを組む場合融資の実行日が確定できないため金利を確定できないというやりにくさがあり、銀行によって対応がまちまちである。
- 内覧が不可で内装などの状況が劣悪でも分からないケースや、単に現所有者の管理が行き届いていないケースもある。
デメリットばかり書いてしまいましたが、メリットはやはり価格でしょう。 市場価格より何割か安く購入できる場合が多い様です。
現金買いのお客様で、長ーい道のりを辛抱強く待ってでも物件を安く購入したい。
そういうお客様にオススメではないでしょうか。
幸い我が家はローンはないので債務不履行の心配はないですが、
もし自宅を担保にして次の物件を購入したら気をつけなくてはなりません。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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エバン
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