こんにちは! ハワイ州公認不動産取引士のエバンです。

 

日本から持ち帰った藤巻健史氏の「日本大沈没」を読みました。

 

著者によれば日本には近い将来、

 

「マーケットの制裁」

 

により財政破綻かハイパーインフレ、おそらく後者が起きるであろうとあります。

 

基本的に大前研一氏が仰っていた事と同じです。

 

どちらも恐ろしいシナリオですが、本を読み進めていくと

 

「ありえないシナリオではないな」

 

という印象を受けました。

 

著者はこの緊急事態に備え、

  • 急激な円安対策として外貨
  • インフレ対策として不動産

を勧めています。

 

昨今の富裕層の動きと同様です。

 

かく言う私もポートフォリオの枠を日本から広げ、

 

価格の安定したハワイ不動産を購入し、比較的レバレッジを利かせた日本の不動産とのヘッジ、すなわちポートフォリオのリスク分散をする予定です。

 

著者も勧めていますが、外国に不動産を購入すれば外貨購入と不動産を同時に実現できます。

 

さらにこれがハワイならこんなボーナスが考えられます。

  1. これから予想される中国人購入者流入によるキャピタルゲインの可能性。
  2. 別荘として楽園生活をエンジョイでき、不在時は貸し出すことができる。

 

著者はこんな事も仰っています。

  • 英語の心配があるので海外に資産を避難させるまでではない。
  • ハワイの不動産は1990年から3倍になり、その後1990年の2倍まで下落した。

 

ハワイには日本語を話すエージェントがたくさんいますし、日本に居たまま購入する事も可能です。

 

さらに下記の図の様に、ハワイの不動産は1985年以降、平均価格が一軒家、コンドミニアム共に約350%上昇しています。

 

ハワイ不動産協会ホームページ抜粋

ハワイ不動産協会ホームページ抜粋

 

価格の上下も、日本のバブル崩壊時とリーマンショック時は大きく下げましたが本土ほどのボラティリティはなく安定した投資と見ています。

 

日本の様な利回りは期待できませんが、リスク分散されたポートフォリオを持つ意味で良い組み合わせだと思っています。

 

驚いたのは、

 

以前カントリーリスクについての記事で同様のことを書きましたが、

 

そこで書いた一ドル300円のシナリオを藤巻氏が全く同じレートで書いてありました。

 

一応僕も外資系証券会社に9年いたので、遠からずといったところでしょうか。

 

いや、僕はIT部だったのできっと偶然です。。。
Have a great day,

エバン

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